資格

2級管工事施工管理技士を独学で取得に向けた勉強法(過去問の攻略)

私が2級管工事施工管理技士の資格を取得してから約10年経過しました。

管工事には資格が特別に必要というわけではなく、有資格者ではなくても工事自体は行うことは可能です。

他の施工管理技士と比較するとマイナーな位置づけで受験者も少なめですが、建設業関係者にとっては非常に有効な資格となっており、仕事に活かすことが出来る資格です。

今回は2級管工事施工管理技士について掘り下げてみます。

私が独学で2級管工事施工管理技士試験を合格した勉強法とは?

私が独学で2級管工事施工管理技士試験を合格した勉強法とは「いきなり過去問に取り組み重要項目を抑えて覚えていく、問題実践暗記型勉強法です。」

2級管工事施工管理技士の場合は、過去問の問題にいきなり取り組むことが近道になります。

それは次のような理由があるからです。

  • 管工事施工管理技士の試験範囲が非常に幅広く、広範囲であること
  • 管工事一般・管工事専門、施工管理、管工事法規といった幅広い分野に関するテキストを読んでいるとかなりのボリュームになりそれだけで時間が足りなくなること。
  • 2級管工事施工管理技士試験は出題されるパターンが決まっていて、過去問主体で学習を進めたほうが効率が良いこと。

これらの理由から、私は2級管工事施工管理技士試験にいきなり過去問を繰り返していくことで出題パターンや頻出項目を暗記していくという実践型学習法で臨み、合格することが出来ました。

2級管工事施工管理技士の学科試験について

学科試験は大きく分けると、管工事一般、管工事専門、施工管理、管工事の法規の4つに分類できます。

2級管工事出題図

これらの分野全てを勉強する必要はなく全52問中40問を一部選択して回答することで24問以上(60%)正解すれば合格です。

満遍なく正解する必要は全くなくて、得意分野、不得意分野があっても問題なく、自分で理解して回答できる問題だけを選択していけば良いです。

施工管理技士試験全般に言えることですが自分の得意分野をどれだけ増やしておくかということが得点に繋がり、その合計が合格点に達することができるか?ということがこの試験だと思います。

2級管工事施工管理技士の実地試験について

実地試験に関しては一番大事な部分が施工経験記述問題です。

これに関しては品質管理、工程管理、安全管理の各視点からの自分の施工した経験記述を書いていく形になります。

2級管工事施工管理技士の場合は、出題パターンが決まっているわけではないので全ての視点から経験記述が出来るようにした方が無難です。

この経験記述については地域開発研究所の講習会などを受講した場合に、特典として経験記述の添削をしてもらえたりGET研究所のスーパーテキストの購入者に有料で添削を行ってくれるサービスが利用可能なので、これらのサービスを受けることをおすすめします。

経験記述に関しては参考書にある模範解答をそのまま書いただけでは不合格になりますので、ご自分の施工経験を踏まえた上での経験記述をしっかりと作っておくことが重要です。

また、チャートの作成に関しても得点比率が高い分野と言われているのでしっかりと準備をして確実に作成出来るようにしておきましょう。

最後に法規の穴埋め問題に関しては出題されるパターンが決まっているのでそれらを抑えておけば十分正解出来ると思います。

おすすめの学習スタイル

一番確実なのは地域開発研究所などの講習会に出たり、通信教育などの受講が出題ポイントを抑えられているので効率的だと思います。

ただ、この記事では独学の視点で学習を進めていけばよいかを書いていきたいと思います。

2級管工事施工管理技士は過去問題を重点的に勉強していき出題パターンなど暗記していくことがおすすめです。

出来ればテキストがあればなおよいと思いますが、管工事施工管理技士のテキストが高価なので過去問主体でもOKです。

2級管工事施工管理技士の場合は過去問題集だけでも十分合格可能です。

地域開発研究所、GET研究所のスーパーテキストのどちらも10年間過去問が収録されており、私はどちらに取り組んでも合格することが出来ると思います。

地域開発研究所は年度別、スーパーテキストは分野別に過去問が編集されており、勉強のスタイルによって使い分けるのがよいと思います。(分野別に勉強するか、年度別に勉強するかというスタイル)

ただし、スーパーテキストに関しては2年に一回の刊行になっているので最新の問題集とは言えないと思います。この点で言えば地域開発研究所の問題集の方が最新だと思いますのでこちらをおすすめしたいと思います。

2級管工事施工管理技士の学科については過去問を中心に勉強していくのが一番効果的で、過去問を3周ぐらいやって合格点を目指すようなイメージです。

管工事施工管理技士の問題全般に言えることですが類似問題が出題されることが多く過去問題を中心に重要項目を覚えていくと良いです。

また、計算問題が苦手で敢えて捨ててしまう方もいらっしゃると思いますが解答さえ出来れば点数を確実に取れる部分でもあるので、しっかり準備しておくと得点出来てその積み重ねが合格に近づけると思われます。

管工事施工管理技士の試験範囲では空気調和、給水給湯といった分野で、受験される方の専門の分野があり得手不得手が出やすい部分です。

過去問題をやっておいてそのパターンを覚えておけば万が一試験問題で出題されたときに解答出来る可能性があるので選択問題については不得意部分も念の為やっておくことをおすすめします。

こういった地道な努力の積み重ねで合格点への上積みを得られるように思います。

私の使用テキストはGET研究所のスーパーテキスト地域開発研究所の管工事施工管理技術問題解説集録版です。

この2冊を選んだ理由は次の4点です。

  1. GET研究所のスーパーテキストは分野別に10年分の過去問が編集されており学習しやすいこと(ただし、スーパーテキストは2年に1回の刊行なので最新の過去問を収録しているとは言えないこと)
  2. スーパーテキストは無料動画で講習を見ることが出来ること
  3. スーパーテキストは精選問題と呼ばれる模擬試験があり、出題傾向を抑えた問題が出来ること
  4. 管工事施工管理技術問題解説集録版はスーパーテキストで足りない知識を補うことが出来ること
  5. 管工事施工管理技術問題解説集録版は最新の問題を収録していること

私が独学で2級管工事施工管理技士試験を合格したおすすめ参考書は?

学科については過去問を中心に勉強していくのが一番効果的だと感じました。

過去問を3周回して試験に臨む感じでしたが管工事施工管理技士の場合は出題範囲が比較的広めなのである程度自分の得意、不得意分野を割り切って作ることが大事だと感じました。

また、ネットワーク計算は施工管理技士では必ず出題される分野ですので確実に得点できるようしっかり理解を深めると良いです。

実地についても過去問を中心に勉強していくことが効果的です。

空調設備、給排水設備の施工に関する留意点を記述していく形になりますが、記述問題になりますので単に暗記するのではなく自分の言葉で説明できるようにしておくことが大事です。

ただ、こちらに関してもパターンが決まっていますので過去問を中心に学習を進めていけばOKです。

まずは地域開発研究所のこの本をおすすめします、問題集も毎年刊行されており最新の問題も網羅されていることが大きなポイントだと思います。

年度別に編集されており、最新年の問題は出題されないという施工管理技士の試験ではよくある傾向なので敢えてこの問題は後回しにするという判断も可能だと思います。

また、学科・実地とも収録されているのでこの1冊で問題集は揃ってしまうということも大きいのではないかと思います。

GET研究所のスーパーテキストもおすすめできる参考書です、私は施工管理技士の試験ではスーパーテキストをよく使用します。

分野別に編集されており、得意分野、苦手分野の学習を進めやすく私にとっては勉強しやすい参考書です。最後に収録されている予想精選問題も予想精度が高いと思います。

ただし、2年に1回の刊行になってしまったので最新の問題集とは言えないと思いますので最新の問題集にこだわる方は地域開発研究所の問題集をおすすめ致します。

GET研究所のスーパーテキスト実地試験版です、実地試験については施工経験記述問題が最も重要となるので、有料で受講できる添削講座を受けることをおすすめします。

地域開発研究所などの講座を受講すると添削を受けることも可能ですが、独学で進めていくのであればこちらがおすすめできます。

ヤフオクやメルカリで中古品が売っていないか探してみました

地域開発研究所の2級管工事施工管理技士が2,200円で出品されていました。

よろしければ参考にされてみて下さい。

ただし、あまり古いものは情報も古いため役に立ちません。

出来るだけ新しいものを買うことをおすすめします。

管工事施工管理技士とは?

施工管理技士国家資格の1つで、建築、土木、電気工事など全部で7種類の資格があります。

建設業のうち冷暖房設備工事、空調設備工事、給排水・給湯設備工事、ダクト工事、浄化槽工事、ガス配管工事、衛生設備工事などの管工事において、施工計画を作成し、工程管理、品質管理、安全管理等の業務を行う。

引用:管工事施工管理技士 – Wikipedia

受験資格

学歴や実務経験などの受験資格がありますが施工管理技士では実務経験が問われますが2級管工事施工管理技士は比較的ハードルが低めです。工学部以外の大学出身者の場合でも1年6ヶ月以上の実務経験で受験可能です。

また、1級管工事施工管理技士を受験される場合でも2級管工事施工管理技士を取得していれば5年以上の実務経験で受験可能になるので最短で1級を取得できるのでおすすめです。

この資格は願書に実務経験を記入していくのが大変で工事案件名、工事内容、実務経験年数など細かく記入していきました。(間違えないように書いていくのに気を使いました、何せ願書も有料だったので。)

 難易度

合格率は以下の通りです。国家資格の中では学科+実地の最終合格率は20%前後と決して高いとは言えないです。一般的には難易度は、しっかり勉強すれば独学で合格できるレベルだと思います。

 

1級 2級
学 科 実 地 学 科 実 地
平成29年 44.2% 63.2% 59.3% 40.9%
平成28年 49.0% 61.0% 66.2% 44.5%
平成27年 51.2% 50.1% 57.9% 45.9%
平成26年 43.4% 60.3% 59.8% 36.4%
平成25年 38.9% 67.8% 50.1% 37.9%

引用:https://www.shikaku.co.jp/kankoji/info/exam/contents/goukaku.html

 

まとめ

2級管工事施工管理技士は既に取得してから10年経ってしまいましたが、他の資格の取得の際にこの資格を所持していると実務経験の証明になったりと意外に使える資格だなと実感することがあります。

特に2級に関しては学科試験が年に2回実施されるようになり、資格への挑戦する門戸が開かれたように思います。

また、施工管理技士全般に言えることですがニーズの高まりに資格取得者数が足りないように思いますので有資格者を増やしたいという意図を感じます。

是非興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?