MENU

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)を独学で取得する勉強法

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)はビルメン三種の神器とも呼ばれる資格です。

 

私の仕事とは直接関係ない資格ですが建築物環境衛生管理技術者試験を

受験したところ無事取得することが出来ました。

私が受験した平成28年度は合格率が過去10年間で2番目に高かった試験でした。

そういう意味ではラッキーだったと思います。

今回は建築物環境衛生管理技術者について掘り下げ、私の勉強法をご紹介します。

 

建築物環境衛生管理技術者とは?

長くて複雑な名前ですが正式名称よりビル管理士という名前の方が

一般的に名前が通っていると思います。

簡単に言うと建築物の環境衛生の維持を行いビル管理の監督を行う国家資格です。

 

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)に基づいて、面積3000m2以上(学校については8000m2以上)の特定建築物において選任義務がある。また、資格の保有者は同法に基づく登録事業者の人的要件となることもできる。

 

特にビルメンテナンス業では非常に評価の高い資格です。

 

建築物環境衛生管理技術者を取得すると

1.取得することで就職、転職に有利

 この資格の受験するには実務経験が必要となり、取得者はビル管理の実務経験を

試験に合格することでこれらの知識を持った人物という評価が得られます

このため40代、50代といった年齢になっても求人があり

転職に有利であること分かります。

 

 

2.他の資格の講習受講が得られる、新規事業の人的要件になっている

建築物環境衛生総合管理業、建築物清掃業といった

知事の登録事業者の人的要件になっているので新たに事業の登録をする場合には

必須の資格となっております

 

3.取得することで資格手当や昇給、昇進が望める

私の会社では今のところ何もありませんが(こんなことばっかりですね)

ビルメンテナンス業では必ずと言ってよいほど資格手当が付くことが多く

資格手当の中でも高額(10,000円ぐらい)であることが多いです

 

 

試験科目

この試験の特徴はビル管理に関する幅広い範囲で180問出題されます。

試験時間が6時間に及ぶ試験であり、特に喫煙者には堪える試験ではないでしょうか?

私が受験した会場では中高年が多く、喫煙所とトイレに行列が出来ていました

また、試験退出可能時間になると席を立つ受験者が非常に多い印象です

早く帰る受験者が合格者ではないと思いますので焦ることなく自分のベストを尽くす

ことが合格に繋がってくるのではないでしょうか?

試験会場が全国6箇所(東京、大阪、名古屋など)しかないので

該当しない方は受験地に近いホテルを確保することになりますので要注意です。

 

 午前(3時間)

1. 建築物衛生行政概論(20問)

2. 建築物の環境衛生(25問)

3. 空気環境の調整(45問)

午後(3時間)

4. 建築物の構造概論(15問)

5. 給水及び排水の管理(35問)

6. 清掃(25問)

7. ねずみ、昆虫等の防除(15問)

 

受験資格

厚生省で定められた建築物で定める業務に2年以上従事した者という規定がありますが

ビルメンではない私の仕事が実務経験として認められるか自信がありませんでした。

ダメ元で自分の会社の建物の電気設備管理で受験申請をしたところ

日本建築衛生管理教育センターから連絡があり

「あなたのビルは小さすぎるから他のビルで申請し直して下さい」と言われました。

恐らくGoogleのストリートビューで確認作業をしているようです。

センターの担当者の方は親切な対応で受験ができるようなアドバイスをしてもらい

仕事をしている他のビルで申請して受理してもらえ、無事受験出来ました。

 

 難易度

合格率を見ると難しい年の翌年は簡単で、その翌年は難しいというパターンがあります

問題そのものは難しくなく

難しい年は問題の言い回しや表現で対応してくるイメージです

この試験で重要なのは出題数が多い空気環境と給排水管理でどれだけ点を稼げるか

逆に出題数が少ない構造概論、ねずみ昆虫防除の足切り点に引っかからないことです

この資格の難易度はしっかり勉強すれば独学で合格できるレベルです。

 

 

  受験者数 合格者数 合格率
  平成30年          11,996           2,339           21.1%
  平成29年          10,209           1,387           13.6%
  平成28年          10,394           2,956           28.4%
  平成27年           9,827           1,661           18.9%
  平成26年          10,095           2,335           23.1%

 

私なりの勉強法

 

勉強する男の子

私の場合ですが

まず、ビル管理総合情報.comさんの「出題傾向とポイント」をプリントアウトして

ファイルに綴じて、スクラップブックを作成してテキスト代わりに読んでいきました

そして、3ヶ月前から赤本と呼ばれるビル管理士模範解答集を

全ページコピーを取りファイルに綴じて6年分を5周回していきました。

写真にあるように要点や覚えるポイントなどを書き込んで覚えていきます。

この試験で大事だと私が思うポイントは解答を覚えることではなく

各選択肢で問われる部分を自分で考えることです。

正しい選択肢からも出題される場合には

どういった出題がされるかということを考えながら勉強していました。

 

最終的には赤本の問題を90%正解するようになりました。

 

また、スキマ時間や出張など赤本を持ち歩くことが出来ない場合には

YAKU-TIKUさんをiPadで回答していき、ポイントを覚えるようにしていました。

同じくビル管理士総合情報.comの◯X問題も非常に効果的でした。

 

追い込みの1ヶ月前にはビル管理士総合情報.comさんの模擬試験を受験して

時間を図って解答、試験の感覚を掴んでいくように心がけていきました。

 

最後に、計算問題は捨てるという方がいらっしゃいますが

パターンが決まっていますので貴重な得点源です、是非練習して得点出来るように

しておくと良いと思います。

(ビル管理士総合情報.comさんの水溶液の計算問題などを読んで練習するといいです。)

 

 おすすめ参考書

日本教育訓練センター

ビル管理士試験模範解答集

f:id:bak3:20170626052559j:plain

通称赤本と呼ばれる本です、この本だけで合格まで行けると思います

私はこの本のコピーを取り6年分を5周回しましたが

コピーを取った問題の部分には1回目には解答を熟読し、同時に全ての選択肢で

正誤が答えられるように心がけていきました。

この試験で大事なところは解答を覚えるのではなく、各選択肢で

出題者が何を問うているのかを自分で考えることだと思います。

 

秀和システム

ビル管理技術者(建築物環境衛生管理技術者)試験合格テキスト第2版

この本も購入しましたが、分かりやすく図解されており理解しやすいです

私の主観ですがこの本でアンダーラインや強調されている部分が

実際に出題されるポイントから外れている感じを受けました。

最初にこの本を読んでから他の手段に移行することをおすすめ致します。

 

改訂 建築物の環境衛生管理(上・下巻揃)第4版第1刷

 通称青本と呼ばれる本です、全ての問題はこの本に基づいて出題されますので

図解や写真などもこの本よりの引用になります。

私はこの本を購入して補足資料として詳しく知りたい場合に読んでおりました。

 

オーム社

設備と管理 2016年 07~09 月号

この雑誌では毎年三ヶ月に渡って誌上模擬テストを行っています。

毎月レベル別問題と題して出題されているのですが

時間を計って模擬試験として本番に備えるのもオススメです。 

 

 おすすめサイト

ビル管理士総合情報.com(ビル管理士の情報サイト)

私はこのサイトには大変お世話になりました、まとめが秀逸だと思います。

下手なテキスト(青本を除く)を読んで勉強するよりもこのサイトをプリントアウトして

スクラップブックにした方が立派なテキストになります。

(「赤文字は確実に暗記する」といった部分は出題されるので重要です。)

◯x試験のスマホ対応も完璧なのでスキマ時間の学習にも向いています。

また、本番試験直前のイベントの模擬試験は是非力試しにオススメです。

ここで良い点が出なくても気にせず勉強を継続してみて下さい。

 

建築物環境衛生管理技術者試験に挑戦

tommyggさんのチャレンジノートも序盤のとっかかりではとても効果的です。

このサイトの内容が理解できるようになったら

ビル管理士総合情報.comへ行く人が多いのでは?

 

 YAKU-TIK ~建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)まとめました~

出張や出先で勉強したい時に最適なサイトでした。

赤本(のコピー)を持ち歩けない時にiPadで問題や解説が調べられるので便利。

 

 

まとめ

ビルメンでない私がこの資格を受験できるか確証がありませんでしたが

無事出願、資格の取得まで至り自分なりに自信になりました。

この資格は勉強を始めてばかりでは効果が出ないので

過去問題をやっても自分の学習法が正しいか迷う時期がありますが

諦めず継続していくことが大事だったと実感しています。

 

私の場合は、この資格が仕事に行かせたりすることは今のところないですが

将来、この資格を持っていてよかったなぁと思える仕事が展開ができるように

努力していきたいと思います。