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モバイルバッテリー Power Core II 10000がコンパクトで高速充電(レビュー)

スマホやタブレットを日常生活で使うようになっていつも付きまとうのはバッテリーの持ちです。そんなバッテリー問題を解決する方法の一つがモバイルバッテリーです。今回はモバイルバッテリーなどで信頼性の高い製品を発売しているAnker Power Core II 10000を購入しましたのでレビューします。

独自技術としているPowerIQ2.0を搭載して接続する機器を自動検知して最適な電流を流してくれる設計になっているバッテリーです。前モデルよりも入出力が約1.8倍向上しており、これによりQuickCharge対応充電器を使えば約4時間ほどでフル充電可能となっております。フル充電の状態でスマートフォンが約4回タブレットが約1回フル充電することが可能とのことです。

製品の仕様

 

製品仕様

製品寸法: 約96 x 62 x 22mm
製品重量: 約195g
入力:【Quick Charge入力】5V – 2A, 【PowerIQ 2.0入力】9V – 2A
出力:【PowerIQ 2.0出力】5V = 3A, 9V = 2A, 12V = 1.5A
容量:10000mAh
同梱物:PowerCore II 10000, Micro USB ケーブル(※USB-CケーブルとライトニングUSBケーブルは別売り) , トラベルポーチ , 取扱説明書 , 18カ月保証(※注文番号が保証書の代わりとなります) , カスタマーサポート
製品型番:A1230011(ブラック)/ A1230021(ホワイト)
 
引用:PowerCore II 10000商品ページ

Ankerの製品は18ヶ月保証というのが購入後も安心ですね、もちろん安心のPSE認証品です。

開封してみました

  • Power CoreII 10000本体
  • MicroUSBケーブル
  • 収納用メッシュケース
  • 取扱説明書
  • 18ヶ月保証書

収納用メッシュケースがなかなか品質が良いものでこういった小物の品質も良いので所有欲が満たされます。本体はストライプメッシュ加工がされており細かい筋が引いてあり、握りやすく滑りにくい新設計の処理がされており高級感があります。付属のMicroUSBケーブルは充電に効率良い長さのものを採用しているように思いますが、今の時代USB type Cケーブルにすべきだったのではないかとこの点に関しては残念に思います。

Power Plus2と比較してみました

同じ容量(10000mAh)の手持ちにあったPower Plus2とサイズの比較をしてみるとひと回り小さく、かなりコンパクトにまとまっていることに驚かされます。

Power Plus2は出力が2系統ありますが電流(1A/2.1A)でケーブル接続を差し替えて充電するタイプなので自動的に接続機器を切り替えて充電してくれるというのは今のようにスマホ(もしかしたら2台持ちの方もいらっしゃるかも?)、タブレットと様々なデバイスを持つユーザー側にとってはとてもありがたい設計だと思います。ただ、出力が2系統あればもっと良かったように思います。(こういう方は上位機種のPower Core II 20000を買って下さいということなのでしょう。)

Quick Charge充電器で充電してみました

早速充電をしてみました、今回はQuick Charge3.0とPowerIQを搭載した同じAnker製のPowerPort2 with Quick Charge3.0というUSB急速充電器を使用しました。充電中はLED Wheelでバッテリー残量が8段階で分かるようになっています。この環境で充電した場合、空っぽの状態で充電してみたところ5時間弱でフル充電になりました。ちなみにPower Port2ではない充電器とMicroUSBケーブルで充電してみたところ12時間程かかってフル充電になりました。個人的にはQuick Charge対応充電器以外での充電は時間がかかりすぎるのでおすすめできません。

スマートフォンで充電してみました

新し目のスマホでは2時間弱ほどで充電が完了、ちょっと古めのスマホも同じぐらいでしたが若干早く充電が完了しました。フル充電状態で新し目のスマホが約3回充電可能とのことなので私のようなスマホ2台持ちには嬉しい設計です。これにタブレット端末の充電も視野に入れているのであれば上位機種のPower Core II 20000が最適解かもしれません。

Power Core II 10000のいいところ

  • 10000mAhという容量でありながらコンパクトな設計
  • PowerIQ対応で充電時間が高速で可能であること(ただしPowerIQ対応充電器が必要)
  • 充電する端末を自動判別して充電電流/電圧を切り替えてくれること
  • 高品質であり安心のPSE認証品であること

Power Core II 10000のいまいちなところ

  • 今の時代で入力がUSB type CではなくMicroUSBであること
  • 実用的な充電時間を視野に入れるとPowerIQ対応充電器が必須であること
  • 出力が1系統であること(ただしこれは上位機種で補完できると思われる。)

まとめ

cheeroのPower Plus2から久しぶりにモバイルバッテリーを購入しましたが、技術の進歩に驚かされました。そして何よりPSE認証品であることで最近頻発しているバッテリーの爆発事故などに対する安心が得られることが大きいです。

個人的にはこういった信頼性が高いメーカーでもあるので多少の価格差はあったとしても選ぶ価値があると思います。一通り使ってみましたが、今回購入して良かったなと感じました。Power Core II 10000、おすすめです。