MENU

1級電気工事施工管理技士に独学で取得に向けた勉強法(学科編)

 f:id:bak3:20170617202114j:image

電気工事施工管理技士の学科試験で北千住の東京電機大学へ行きました。

電気の資格と言えば電気工事士や電験(電気主任技術者)が有名で

電気工事施工管理技士は専門の人以外には知名度が低い資格かもしれません。

しかし、私のような建設業や電気工事業にとっては取得すれば

仕事に活かすことが出来、自身のキャリアアップに繋がるという資格です。

以前、この資格を受験して取得したのですが再度この資格について掘り下げてみます。

 

電気工事施工管理技士とは?

電気工事施工管理技士(でんきこうじせこうかんりぎし)は、施工管理技士国家資格のうちの1つ。国土交通省管轄。施工管理技士の区分は1級、2級であるので表記に注意する必要がある。(建築士は「一級建築士、二級建築士及び木造建築士をいう」と定義されており、アラビア数字ではない。)

国家試験は年1回実施される(実施は一般財団法人建設業振興基金)。

 

施工管理技士国家資格の1つで、建築、土木工事など全部で7種類の資格があります。

 

 

電気工事施工管理技士には1級、2級があり

2級は一般建設業の専任技術者、1級は特定建設業の専任技術者、監理技術者に

なれます。

一般建設業は4,000万未満、特定建設業は6,000万以上の工事が受注出来ます。

建設業、電気工事業の関係者では所持者が重宝される資格です。

 

 

受験資格

学歴や実務経験などの受験資格がありますが

電気工事士有資格者は比較的短い期間で受験することが出来ると思います。

特に第一種電気工事士有資格者は実務経験が必要がないので

すぐに1級電気工事施工管理技士に受験可能です。

 

 難易度

難易度は以下の通り、国家資格の中では高いとも低いとも言えません。

一般的には難易度はしっかり勉強すれば独学で合格できるレベルだと思います。

私は勉強時間は2~3ヶ月ぐらい見て取り組むようにしました。

  1級   2級  
  学 科 実 地 学 科 実 地
  平成30年          56.1%          73.7%          65.9%          57.4%
  平成29年          48.0%          62.5%          62.8%          40.0%
  平成28年          46.0%          69.1%          58.7%          41.6%
  平成27年          45.1%          63.4%          55.2%          40.4%
  平成26年          35.6%          63.1%          54.4%          39.0%

 

勉強法とおすすめ参考書は?

学科については過去問を中心に勉強していくのが一番効果的だと感じました。

過去問を3周ぐらいやって合格点を目指すようなイメージです。

特に電気工事施工管理技士の試験問題の場合は比較的類似問題が出題される

ことが多いので過去問題を中心に重要項目を覚えていくと良いです。

また、計算問題が苦手な方は捨ててしまうという選択をされる方もいらっしゃると

思いますが点数を確実に取れる部分でもあるので

しっかりとやっておくと合格に近づけると思われます。

また、電気設備の選択問題に関しては電車線、その他の分野といった

直接電気工事を関係ない分野がとっつきづらいように感じられますが

こういった分野についても過去問題をやっておいてその部分を覚えておけば

試験問題で出題されたときに回答出来る可能性があるので選択問題については

不得意部分も念の為やっておくことをおすすめします。

こういった地道な努力で合格点への上積みを得られるように思います。 

 

 GET研究所 

年度別問題解説集 1級電気工事施工管理学科試験

スーパーテキストシリーズ

私はこの本を3周やりました。

8年分の過去問が収録されておりこの本1冊で合格点レベルまで進められます。

また、分野別に問題編集されておりので出題傾向の傾向を掴んだ学習が行えます。

WEB講義を動画で見ることが出来るのでありがたいです。

ただし、この本に限らずGET研究所の出版物は誤植が多いので注意が必要です。

個人的にはこの誤植のせいで何問か落としてしまったので

必ずGET研究所のホームページで誤植があるかを確認してから学習することを

おすすめしたいと思います。

 

 

地域開発研究所

1級電気工事施工管理技術検定試験問題解説集録版

この本の出版社である地域開発研究所では講習会も行っており

この講習会の内容は試験問題での出題傾向をしっかり捉えたものでありおすすめです。

GET研究所のスーパーテキストよりも2年分多い過去問10年分収録されており

確実に合格を目指す方にはおすすめです。

私もこの本を買いましたがスーパーテキストに収録されていない2年分を

最後の模擬試験のつもりで時間を計ってやってみました。

問題は年度別で編集されているので、この試験の場合は前年度に出題された問題は

出ないという傾向があり、あえて前年度の問題は学習しないという判断をするのも

合格に近づけるコツであり、この本で学習する意義があるといえます。

分野別に勉強を勧めていきたい人にはスーパーテキストかこの出版社から出ている

分野別問題集を購入するのもいいと思います。

(ただ、分野別問題集を購入するならスーパーテキストをおすすめします。)

 

地域開発研究所

電気工事施工管理技術テキスト 【改訂第2版】

地域開発研究所の講習会ではこの本がテキストとして使われているようです。

他の講習会でもテキストとされているところも多いようです。

私もこの本を買ったのですが独学の私にはテキストを読む機会もあまりなく

結局ほとんど読まないまま試験に臨んでしまいました。

この試験の場合はテキスト中心の学習よりも過去問を中心にやっていく方が

効率的だと私は思いますのでこの本を購入することはおすめしません。

分厚く、範囲が広すぎるので読むだけでもかなりの時間がかかりそうです。

この本がなくても合格を目指すことは可能だと思いますので

厳しい言い方をすれば講習会受講用テキストだと思います。

 

スマホアプリ

移動などのスキマ時間を使った学習にはスマホアプリが有効だと思います。

特に計算問題以外の分野については特に効果的です。 

スマホアプリあまり出ていない印象でしたが、学アプリのiOS版を利用しました。

移動や仕事の空き時間なんかに暇つぶし感覚で学習しましたが

意外に効果的だったです。

学習した成果を成績表として確認できるので自分の苦手な分野を確認して

重点的に学習していくことが出来ます。

ただ、私が学習した際にはiOSの最新バージョンに対応しておらず、戻るボタンが

使えないという致命的な欠陥があり有料の問題を購入した手前

問題を戻るためにアプリを終了して対応するという工夫が必要でした。

マイナー資格ゆえの悲しさかもしれませんが、問題を有料で売っているのだから

せめてiOSの動作確認と最新バージョンへの対応ぐらいは行って欲しいと思いました。

 

まとめ

私は平成28年度にこの資格を受験して無事合格しました。

私が受験した学科試験に関しては出題傾向が変わることなく通常通りの難易度でした。

他の施工管理技士の試験のようにガラッと出題傾向が変わってしまい合格率が変動する

ということは少なく、安定した出題傾向であると言えると思います。

この資格は電気工事業、建設業の登録要件として指定されている資格の一つであり

優遇される資格でもあると思います。

また、平成30年度の試験では合格者が8,000名を超えたことなど

東京オリンピックに向けて建設ラッシュが続いていることがこの資格者の需要を

表しているとも言えます。

電気工事士、電気主任技術者に比べるとマイナーな資格ですが

取得して損のない資格だと思いますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?